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多汗症、においが気になる

味覚性発汗とは唐辛子やキムチなどの辛い食べ物を食べた時や、鍋や湯豆腐など熱い食べ物を食べたときにかく汗のことです。
発汗神経が刺激され汗腺から汗が分泌されます。
よく辛いものが平気な人や汗をかかない人がいますが、それは辛いものに慣れてしまって発汗神経が刺激されにくいためです。
逆に発汗神経の刺激されやすい人は辛いものが苦手であったり汗をかきやすい傾向にあります。
辛いものや熱いもの以外にも発汗神経を刺激する食べ物があります。酢の物や梅干しなどの酸っぱいものや肉類も発汗神経を刺激し、汗をかきやすいとされています。
味覚性発汗は汗をかきやすい場所も特徴的です。額や鼻など顔に集中して汗が分泌されます。
他の部分に汗をかくことはほとんどありません。

温熱性発汗とは体温調節のための汗のことで、気温や体温が高くなり過ぎるのを防ぐ効果があります。
具体的には猛暑日やお風呂やサウナに入った時、また運動をした後などにかく汗になります。特に新陳代謝のよい人は汗をかきやすいです。
人間の体温は37度以下が適温であるとされているため汗による体温調節は私達の生命維持にはかかすことの出来ない生理現象です。
なので温熱性発汗は体全体の汗腺から汗が出やすくなりますので、汗をかいたあとはきちんと消臭したり着替えたり風邪をひかないよう予防することが大切です。
ただ汗を全くかかないことは体によくありません。最近では化粧崩れやエアコンの普及などにより汗をかかない女性が増えています。
これは体の冷えに繋がるのであまりいい状況とは言えません。